映画感想 トニー・スコット監督 『トップガン』
カリフォルニア州ミラマー海軍航空基地。そこにF-14トムキャットを操る世界最高のパイロットたちを養成する訓練学校、通称“トップガン”がある。若きパイロットのマーヴェリックもパートナーのグースとともにこのトップガン入りを果たし、自信と野望を膨らませる。日々繰り返される厳しい訓練も、マーヴェリックはグースとの絶妙なコンビネーションで次々と課題をクリアしていく。しかしライバルのアイスマンは、彼の型破りな操縦を無謀と指摘する。その一方で、マーヴェリックは新任の女性教官チャーリーに心奪われていく。
1969年3月3日
米海軍はトップ1%のパイロットのためにエリート学校を設立した。
目的は失わつつある空中戦の技術訓練。
そんなテロップで映画は始まる。
1969年の世界を描いているんかと思えば、この映画自体1986年に制作されているものだ。
私が生まれる前の作品ということに驚かされる。
この作品、ストーリー自体は悪く言えばベタなものでひねりがあるような作品ではない。
しかし、それが良い。
とてもよい。
マーヴェリック(トムクルーズ)はベタベタにかっこいい。
期待を背負う。
困難がたちはだかる。
苦しむ。
打ち勝つ。
ベタで好きじゃないと言われれば、それ以上言いようがないが、きれいなストーリーだ。
こんな風になりたい。
多くの人がそう思う主人公の一人だろう。
私もマーヴェリックのようになりたいと思う一人だ。
続編のトップガン マーヴェリックが今からとても楽しみ。