映画感想 ジョナサン・ヒューズ監督『デヴィッド・アッテンボロー 地球に暮らす生命』
消えゆく熱帯雨林、生物の絶めつ、そして気候変動に苦しむ地球。世界を救うカギは、自然を知りつくした男の言葉の中にある。
David Attenborough: A Life on Our Planet | Netflix Official Site
地球環境問題。
正直、自分が一番苦手な分野。
苦手な理由は以下。多いな。
・規模が大きすぎる。
・本当に何が正解で何が不正解なのかも正直わからない。
・学者やメディアの意見も多岐にわたる。
・経済活動との調整も必要。
・自分一人でできることが限られているように感じる。
それでも、できる限り状況を正しく理解したいと思うし、次世代のためにもよりより地球環境を残す行動を微力ながらしたいと思っている。
そんな自分が本作を鑑賞。
素晴らしい自然や動物の映像、それが壊されていく様、デヴィッド・アッテンボローの言葉、それらが組み合わさってこの映画はできている。動画のもつ伝える強さを感じる。
間間で、世界人口・大気中の炭素・原生地残存率が年数経過で推移していくカットが入っているのも、厳しい現実をどんどん突き付けられているようで、今の数字を映し出す時には息苦しさを感じるほどだ。
映される動物たちはとても愛くるしく、それらが破壊されている様子は心に刺さる。
後半パートでは、未来に向けて解決案が提示される。
少子化で人口減少する予測が建てられている日本だが、経済的に考えると不利な状況かもしれないが、環境的に考えるとどうなのか?というのは斬新な見方だと感じた。
是非、映画を観ていただいて各個人の考えるきっかけになればよいと思う。
環境問題について考えるときに、いつも思い浮かぶのはもののけ姫のアシタカの以下のセリフ。
『曇りなき眼で見定め、決める 』
この言葉を胸に、自然環境と一生つきあっていこうと思う。
仲良くできるといいな。
【参考リンク】
環境問題の最たるものである温暖化について。
色々調べたけど、自分の中で腑に落ちたのはこの記事。
中立的な立場の意見が書いてあってわかりやすかった。
温暖化懐疑論・否定論について – NPO法人 国際環境経済研究所|International Environment and Economy Institute