ドラマ感想 『フレンズ』
シェフの助手として働くモニカ、俳優志望のジョーイ。ジョーク好きのチャンドラー、シンガー・ソングライターのフィービーが、"セントラル・パーク"カフェでおしゃべり中。そこにモニカの兄で古生物学者のロスが。愛妻がレズに目覚めて離婚したことを嘆いていると、モニカの高校時代の友人レイチェルが花嫁姿で駆け込んでくる。挙式をドタキャンして逃げ出してきたのだが?!
今回は懐かしのドラマ、フレンズについて書いていく。
笑いあり、ロマンスあり、感動ありで私はとても好きなドラマだ。
シットコムと呼ばれるジャンルのドラマで、お客さんの笑い声や拍手がストーリーの合間に入っている。この形式のドラマを見たことがない方は、最初戸惑うかもしれないが、ドラマにはまっていくと気にならなくなる。
一話完結でさくっとみることができるお手軽さもあり、はまると抜け出せなくなるドラマ。
英語学習用のドラマとしても活用されることが多く、ご存じの人も多いと思う。
まずはその魅力について書いていく。
魅力はたくさんあるだろうが、ここでは私の感じた魅力について書いていく。
一番の魅力は、登場人物の6人の個性あふれるキャラクター。
それぞれが癖の強いキャラクターを持っており、ストーリーの展開をありきたりのものではなく、笑わせてくれるものにしてくれる。そんなキャラクターが6人で掛け合うので、その効果は絶大だ。
ふと疑問に思ったのだが、フレンズの6人の中でどの登場人物が人気なんだろうか。
それぞれお気に入りの人がいると思うが、私の推しのキャラクターはチャンドラーだ。
チャンドラーは、ジョークが好きで折に触れて披露するのだが披露するジョークは基本的にはすべり芸となる。披露するようなシチュエーションではないときに、皮肉のきいた突っ込みもするのだが、その突っ込みが私は好きだ。
キャラクター以外の魅力としては、コメディとロマンスのバランスの取れたストーリーだろうか。おおざっぱに書くと、コメディ8割ロマンス2割くらいの割合だ。
基本的にはコメディメインのドラマのため、2割のロマンスがより一層心に響くのだ。いわゆるギャップの効果だろうか。普段はおちゃらけている人やだらしない人が、真剣にロマンスに向き合う姿にはぐっとくるものだ。
他にも、ブラットピットやブルースウィリスなど豪華なゲストが出演していたりするなど、そういった点も楽しめるポイントだ。
一方で、当時のステレオタイプ的な考え方のみが描かれているという点で多様性に欠けるという指摘もあるようだ。詳しくは以下のリンクをご参照。
今年、同キャストで『フレンズ』の続編を制作する予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期になっており、制作再開の時期は未定のままとのこと。
未定なので新作が本当に制作されるかはまだ分からないが、どのような作品になるのかは1ファンとしてとても楽しみな作品だ。