Koshi’s diary

本・映画・ドラマについて感想を書きます。たまに雑記。

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映画感想 フェデ・アルバレス監督『蜘蛛の巣を払う女』

凍てつく冬が訪れたストックホルムで、天才ハッカーのリスベット(クレア・フォイ)に、人工知能研究の権威バルデル博士から依頼が舞い込む。 その内容は、彼自身が開発した核攻撃プログラムをアメリカ国家安全保障局から取り戻すというもの。彼女の能力からすればたやすい仕事だったが、これは彼女への復讐(ふくしゅう)をもくろむ生き別れた双子のカミラ(シルヴィア・フークス)が仕掛けたわなだった。

解説・あらすじ - 蜘蛛の巣を払う女 - 作品 - Yahoo!映画

 

  ポスター画像

 

ドラゴンタトゥーの女の続編として作成された映画。

ドラゴンタトゥーの女とメインスタッフ&キャストは前回とは異なる新しいメンバーになっている。

 

雰囲気は前回のドラゴンタトゥーの女と同じようなダークな雰囲気で描かれている。上映時間はドラゴンタトゥーの女が158分で、今作の蜘蛛の巣を払う女は115分とコンパクトに見やすい長さになっている。ストーリーとしてもシンプルで分かりやすいものになっている印象。

 

ドラゴンタトゥーの女と比べると、軽い印象を抱いてしまう。

しかし、リスベット(クレア・フォイ)が一匹狼ながらも少数の仲間に協力を得ながら巨大な組織に挑む姿はかっこいい。

しかし、一筋縄にはいかず苦しむシーンもあり、そんなときは心苦しいほど華奢な女性に見えるのも不思議だ。

 

冒頭の過去のシーンから最後の展開までがきれいにつながっていたようなストーリー。

しかし、黒幕のキャラとしては少し優しすぎる感じは否めなかった。

 

単体で考えたら普通に面白い映画と思えるはずなのについ対比をして見てしまう。

大作の続編をとるってめちゃくちゃ大変だな…。