映画ネタバレ感想 福田雄一監督 『ヲタクに恋は難しい』
26歳の会社員・桃瀬成海(高畑充希)は、転職先で幼なじみの二藤宏嵩(山崎賢人)と再会する。イケメンで仕事もバリバリこなす宏嵩はかなりのゲームヲタクで、成海もボーイズラブを愛する隠れ腐女子だった。成海は周りの人にヲタクと知られる“ヲタバレ”を恐れており、家族や友人にも内緒にしていた。
金曜ロードショーにて鑑賞。
コメディタッチのミュージカル。
随所に福田雄一監督らしい笑いの要素が散りばめられており、クスクス笑える。
一方でミュージカル要素である歌と踊りのシーンは少し長く感じてしまうほど、冗長のように感じた。
むしろミュージカル要素なくして普通のコメディ映画にすれば良かったのではと思うほど。
コメディタッチでクスクス笑っていたのに急にミュージカルが始まって置いていかれてしまう感じ。
しかも1曲1曲が結構長い。
ミュージカル映画がジャンルとして好き嫌いが別れやすいものだとは思うので好みの問題かもしれないが、ストーリーに入り込めない唐突感があり、作品に入り込めずに冷めてしまった自分がいる。
1,800円払って見たいと思える作品ではなかった。
若い世代を狙った作品だとは思うので、きっと27歳の男が見るような作品ではなかったのだろう。