映画ネタバレ感想 チャド・スタエルスキ監督『ジョン・ウィック チャプター2』
ジョン・ウィックシリーズの二作品目を鑑賞。
監督も前作に引き続き、チャド・スタエルスキ監督の作品。
前作の感想はこちら。
前作はアクションシーンが斬新だったことに言及したが、二作品目もアクションの華麗さは継続。
なんだか最近のゲーム作品のような動き。(伝わる人にだけ伝われ)
最終局面のアクションで、鏡張りの美術館でのアクションシーンは若干マトリックスでの既視感を覚えたが、面白い。
スローモーションにはしない淡々とした一連の流れで映すマトリックスといった感じだろうか。
ストーリーは凝ったものではないが、主人公のジョン・ウィックが裏の世界の人々から、敵として認識させる過程を描いたもの。
ジョン・ウィックが奥さん大好きだったことは分かるが復讐劇としては人を殺しすぎだし、描き方によってはめちゃくちゃ悪人になるはず。
それでも嫌いになれないのは、ジョン・ウィックが復讐、もしくは殺されそうになるから殺すという、報復の姿勢が徹底されているからだろうか。
とはいえ、作中にもあるようにジョン・ウィックは復讐にとらわれている。
そこから抜け出せずにいるが、次回作ではどんな結末になるのだろうか。
期待しすぎないように、楽しみに観てみよう。