映画感想 ジャレッド・コーン監督『密の宮殿』
ミシェルは、父親が経営する会社の重役として働くキャリア・ウーマン。離婚して、豪華な邸宅で娘と2人暮らし。セレブな生活を送る彼女だが、心の中では刺激的な恋人との出逢いを求め、熟れた肉体を持て余していた。そんな彼女の前に表れた、ライアンという男。危険な匂いに惹かれたミシェルは、衝動的に男に抱かれる。そしてある夜、ライアンがミシェルを連れて行ったのは、秘密SMクラブだった。人を支配する側だったミシェルは、支配され服従する悦びを知り、禁断の快楽に溺れてゆく…。
Netflixでランキングに入っていたのをきっかけに視聴をしてみた。
日本のランキング10位にランクインしていた。
鑑賞後、この映画がなぜ10位にランクインしたのかよくわからなかった。
かくいう私も鑑賞している一人なのだから、文句は言えない。
Netflix上のジャンルとしては、官能的なヒューマンドラマとされている。
私はこのジャンルに詳しくないので、そのジャンルの中でこの映画の質が良いのか悪いのかはわからない。
ストーリーとしてはきれいにまとめた感じ。きれいにまとめすぎているようにも感じた。正解不正解がわからない性の世界を映画にするのは難しいことなのだろうけど、少し安直な気がした。
視聴している視聴者層が気になる。男性が多いのか、女性が多いのか。
あくまでも主人公は女性で、女性の視点で物語は進むのでどちらかというと女性向けの映画のように感じた。
性を描くのは、小説、絵画、映画どのジャンルであっても古く昔からされていたこと。
まだまだ自分の世界はせまいのかもしれないが、ジャンルを絞らずに色々な作品を観ていきたいと思う。