Koshi’s diary

本・映画・ドラマについて感想を書きます。たまに雑記。

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2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

映画感想 エドガー・ライト監督 『ベイビードライバー』

ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」などで知られるエドガー・ライト監督が、音楽にのりながら驚異の運転テクニックを発揮する若きドライバーの活躍を描いたオリジナル作品。天才的なドラインビングテクニックで犯罪…

映画感想 土井裕泰監督 『いま、会いにゆきます』

秋穂巧(中村獅童)は妻の澪(竹内結子)に先立たれ、1人息子の佑司(武井証)とつつましく暮らしていた。ある雨の日、妻にそっくりの女性が現れるが、彼女は記憶喪失だという。 いま、会いにゆきます - 作品 - Yahoo!映画 本当に好きな作品の一つ。 今はま…

映画感想 エドガー・ライト監督 『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う! 』

「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004)、「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」(07)のエドガー・ライト監督と主演サイモン・ペッグ&ニック・フロストのトリオが、母国イギリスを舞台に描くSFコメディ。20年前、一晩で12軒のパブをめぐる「ゴー…

映画感想 ドン・シーゲル監督 『アルカトラズからの脱出』

1960年、厳格な所長のもと、水も漏らさぬ警備態勢がとられていたアルカトラズ島の刑務所に各州の刑務所で脱獄を繰り返したフランクが送り込まれる。凶悪な囚人を敵に回し、命を狙われながらも、大胆不敵な知能犯フランクは意気投合した仲間とともに脱獄計画…

映画感想 サム・メンデス監督 『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』

「タイタニック」(97)のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが11年ぶりに共演し、ある夫婦の夢や葛藤を描いた人間ドラマ。1950年代アメリカ・コネチカット。郊外の閑静な住宅街に暮らし、子供にも恵まれた理想の夫婦フランクとエイプリル。…

映画感想 トッド・フィリップス監督『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』

結婚式を間近に控えたダグは、悪友2人と新婦の弟を連れ、独身最後の夜を満喫するためラスベガスへと向かう。翌日、酒やギャンブルでバカ騒ぎをした4人はひどい二日酔いで目覚め、前夜の記憶はすっぽりと抜けていた。さらにホテルの部屋にダグの姿はなく、代…

映画感想 デブラ・グラニク監督 『足跡はかき消して』

「ウィンターズ・ボーン」のデブラ・グラニク監督が、ピーター・ロックの小説「My Abandonment」を映画化したヒューマンドラマ。PTSDに苦しむ退役軍人ウィルは、13歳の娘トムとともにオレゴン州ポートランドの森の中で人目を避けるように暮らしていた。とこ…

映画感想 シェーン・ブラック監督 『ナイスガイズ!』

ライアン・ゴズリングとラッセル・クロウが共演し、「アイアンマン3」のシェーン・ブラック監督がメガホンをとったバディムービー。シングルファーザーで酒浸りの私立探偵マーチは、腕っ節の強い示談屋ヒーリーとコンビを組み、失踪した少女の捜索をすること…

映画感想 トニー・スコット監督 『トップガン』

カリフォルニア州ミラマー海軍航空基地。そこにF-14トムキャットを操る世界最高のパイロットたちを養成する訓練学校、通称“トップガン”がある。若きパイロットのマーヴェリックもパートナーのグースとともにこのトップガン入りを果たし、自信と野望を膨らま…

映画感想 庵野秀明・樋口真嗣監督 『シン・ゴジラ』

『エヴァンゲリオン』シリーズなどの庵野秀明と『進撃の巨人』シリーズなどの樋口真嗣が総監督と監督を務め、日本発のゴジラとしては初めてフルCGで作られた特撮。現代日本に出現したゴジラが、戦車などからの攻撃をものともせずに暴れる姿を活写する。内閣…

映画感想 三木孝浩監督 『ソラニン』

累計70万部を突破した浅野いにおの人気コミックを、宮崎あおい主演で映画化した青春ドラマ。音楽で成功する夢を諦めきれずにフリーター生活を送る彼氏・種田と暮らす芽衣子は、OL2年目で突然会社を辞めてしまう。不安定な生活を2人で支え合いながら、種田は…

映画感想 アントニオ・カンボス監督『悪魔はいつもそこに』

戦後の腐敗と暴力にまみれた田舎町。愛する者を守ろうともがく青年の周りで、邪悪な人間たちの思惑が渦を巻く。 The Devil All The Time | Netflix Official Site 私はスパイダーマンのファンである。 今作品はトム・ホランドが主演とのことで興味をもち、鑑…

ドラマ感想 『アンビリーバブル たった1つの真実』

若い女性が侵入者にレイプされたと警察に通報するが、さまざまな感情が押し寄せる中動揺を隠せない彼女の言動に、警察は陳述の信ぴょう性を疑い始める。 Unbelievable | Netflix Official Site Netflixのオリジナルドラマ作品。 8話で完結している。 今作品…

読書感想 村上龍 『限りなく透明に近いブルー』

米軍基地の街・福生のハウスには、音楽に彩られながらドラッグとセックスと嬌声が満ちている。そんな退廃の日々の向こうには、空虚さを超えた希望がきらめく―。著者の原点であり、発表以来ベストセラーとして読み継がれてきた、永遠の文学の金字塔が新装版に…

映画感想 モルテン・ティルドム監督 『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』

「SHERLOCK シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチ主演で、第2次世界大戦時、ドイツ軍が世界に誇った暗号機エニグマによる暗号の解読に成功し、連合国軍に勝機をもたらしたイギリスの数学者アラン・チューリングの人生を描いたドラマ。第87回アカデ…

映画感想 ジャン=マルク・バレ監督 『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』

「ダラス・バイヤーズクラブ」のジャン=マルク・バレ監督が、「ナイトクローラー」「サウスポー」の演技派ジェイク・ギレンホールを主演に迎え、妻の死にすら無感覚になってしまった男が、身の回りのものを破壊することで、ゼロからの再生へと向かっていく…

映画感想 マーティン・スコセッシ監督 『シャッターアイランド』

「ミスティック・リバー」のデニス・ルヘイン原作の同名小説をマーティン・スコセッシ監督&レオナルド・ディカプリオ主演で映画化。1954年、失踪した女性患者の謎を探るためにボストン沖の孤島に建つ犯罪者用精神病院を訪れた米連邦保安官テディ・ダニエル…

映画感想 ジェフ・オーロースキー監督 『監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影』

ドキュメンタリーとドラマを織り交ぜて、自身が開発したテクノロジーに警鐘を鳴らす専門家らとともに、SNSがどれだけほど危険な栄久を及ぼすのかを検証する。 The Social Dilemma | Netflix Official Site 面白かった。 良い意見だった。 目が覚めるようだっ…

映画感想 ジョン・カーニー監督 『はじまりのうた』

アカデミー歌曲賞を受賞した「ONCE ダブリンの街角で」のジョン・カーニー監督が、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのキーラ・ナイトレイ&「アベンジャーズ」「キッズ・オールライト」のマーク・ラファロ共演で描いたハートフルドラマ。イギリスか…

映画感想 ヴィンチェンゾ・ナタリ監督 キューブ

奇抜なストーリー、斬新なビジュアル・センスで話題となったカナダ産異色サスペンス。謎の立方体(=CUBE)に閉じこめられた男女6人の脱出劇を、緊迫感漲る演出で描く。ゲーム感覚の謎めいた物語やシュールな美術・SFX等を駆使し、人間の闇部を抉った秀作。あ…

映画感想 デレク・シアンフランス監督 『ブルーバレンタイン』

仕事が芳しくないディーンと、長年の勉強の末に資格を取り、病院で忙しく働くシンディの夫婦は、娘のフランキーと3人暮らし。2人はお互いに相手に不満を抱えていたが、それを口に出せば平和な日常が崩れてしまうことを恐れていた……。夢や希望にあふれていた…

映画感想 ダニーボイル監督 『トレインスポッティング』

ドラッグに溺れる若者たちの陽気で悲惨な青春を描き、90年代イギリスのポップカルチャーを象徴する作品となった青春映画。スコットランド、エディンバラで暮らすヘロイン中毒のレントンは、同じくヘロイン中毒のシック・ボーイやスパッド、アルコール中毒で…

読書感想 遠野遥『破局』

私を阻むものは、私自身にほかならない――ラグビー、筋トレ、恋とセックス。ふたりの女を行き来する、いびつなキャンパスライフ。28歳の鬼才が放つ、新時代の虚無。 破局 :遠野 遥|河出書房新社 第163回芥川賞を受賞作品。 著者は28歳とのこと。ほぼ自分と同…

映画感想 チャーリー・カウフマン監督 『もう終わりにしよう』

ある年の冬、ジェイクは恋人を両親に紹介することにし、彼女を連れて車で実家へと向かっていた。恋人は何かを終わらせたがっていたが、その思いを伝えられずにいた。実家に到着した恋人はジェイクの両親から歓迎されたが、異様なほどのテンションの高さ(特…

映画感想 スティーヴン・スピルバーグ監督 『フォレスト・ガンプ 一期一会』

頭は少し弱いが、誰にも負けない俊足と清らかな心をもった男フォレスト・ガンプの数奇な人生を、アメリカ現代史と重ねて描き出していくヒューマンドラマ。監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキス。主演にトム・ハンクス。知能指数が…

映画感想 スティーヴン・スピルバーグ監督 『ターミナル』

スピルバーグ監督とトム・ハンクスが「プライベート・ライアン」「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」に続き3度目の顔合わせを果たした感動ドラマ。東ヨーロッパの小国からニューヨークの空港に着いたナボルスキーは、祖国で起きたクーデターのためパスポ…

読書感想 小川糸『たそがれビール』

パリの蚤の市で宝物探しに奔走し、モロッコでは夕日を見ながら屋台で舌鼓。旅先でお気に入りのカフェを見つけては、本を読んだり、手紙を書いたり、あの人のことを思ったり。年末に帰ってきた自宅ではおせちカレンダーを作り、新しい年を迎える準備を整える…

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