ドラマ感想 『アンビリーバブル たった1つの真実』
若い女性が侵入者にレイプされたと警察に通報するが、さまざまな感情が押し寄せる中動揺を隠せない彼女の言動に、警察は陳述の信ぴょう性を疑い始める。
Netflixのオリジナルドラマ作品。
8話で完結している。
今作品では、性犯罪の被害にあった女性が複数人描かれる。
各事件に対して、警察の捜査が進んでいく。
性犯罪の捜査において、求められる能力は何なのか。
そんなことを考えさせられた。
ありきたりな表現になってしまうが、まずは被害者の心に寄り添い、行動することが必要だろう。
身体的にも精神的にも多大な被害を被った被害者のためにも、犯人は絶対に捕まえなくてはならない。
しかし捜査する警察がちょっとした聞き方を間違えたり、高圧的な態度をとってしまうと、被害者も本当のことを話しずらかったり、話すことをやめてしまうこともあるだろう。
ささいなところではあるが、そこまでした徹底した意識が必要だ。
そんな中、二人の女性刑事のプロフェッショナルな仕事ぶりに希望が見えてくる。(メリット・ウェヴァー、 トニ・コレットが演じている。)
こんな風に仕事したいと思える二人。
人のためにプロフェッショナルとして働く人の姿には、人を感動させる力がある。
そういう人になりたいし、そういう仕事をしたい。
ドラマだけど、海外ドラマみたいにやたらめったら続くこともなく8話完結で、とてもよい作品だったので書かせていただきました。