ドラマ感想 『エミリー、パリへ行く』
パリのオフィスに着任し、積極的にアイデアを提案するエミリー。だが、フランス語を話せないせいで無礼な奴だと思われて、同僚と打ち解けられない。
女性向けに作られたドラマという印象。
夢見るティーンエージャーや仕事で疲れているキャリアウーマン、はまる女性たちの姿が目に浮かぶ。
ストーリーは分かりやすいし、ロマンス要素、コメディ要素、絶妙な塩梅で入っていて気軽に楽しめるものになっている。
エミリー役のリリー・コリンズは華奢な体型で顔も小さく、笑顔が素敵である。個人的には女性があこがれる女性ってこんな感じなんだろうかと思う。
このドラマの一番の魅力はファッションだろうか。
ドラマ上でエミリーが来ているファッションは魅力的なもので、ファッションショーを見ているような気分になる。
フランスでは炎上しているようだが、それも納得。
あまりにもステレオタイプ的な描写が多い。一時代前のドラマを、最新版にリメイクして作ったような印象を持った。今の時代にはそぐわないような内容かも?
『セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)』(1998年~2004年)のクリエイター、ダーレン・スターが手掛けているとのことなのでそれも納得。既視感を感じたのも、この影響かもしれない。
シーズン2の制作も決定しているとのことなので、これからの展開は楽しみである。
個人的には、今のままありきたりな感じで進むのではなく新しい展開になると嬉しい。
冒頭の文章の、『女性向けに作られたドラマという印象。』っていう言葉もステレオタイプ的かもね。