Koshi’s diary

本・映画・ドラマについて感想を書きます。たまに雑記。

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読書感想 村上龍『すべての男は消耗品である』

村上龍は考える。恋愛について、男(女)について。なぜ男は元気を失ったのだろう。なぜ女たちは輝いているのか。幻想の時代を生きる男(女)たちへ、“快楽主義的”恋愛論。(山田詠美/大槻ケンジ)

すべての男は消耗品である (角川文庫) | 村上 龍 |本 | 通販 | Amazon

 

         

 

これは、最後の山田詠美が書いている解説まで読んでの作品だと思う。

村上龍が書いている内容も面白い部分もあったが、全体を通してややぼんやりしていて明確ではないところが多い。その違和感というか、もやもや感をすぱっと書いたのが山田詠美の解説だと思う。その時に心が一番盛り上がったと思う。

 

村上龍自身も文章の中で、話がとびとびになって何の話をしていたのか分からなくなった。というような表現を何度か書いている。例えば、(まずいなぁ、難しい話になってきたなぁ)という文章を書いて、煙に吐いている部分がある。しっかりと考えぬいて書かれた文章というよりは、飲み屋で適当なテーマをもって話をしているような流れで話が続く。

 

また知性を本には求めるなと、この本にも書いてある

もはや、最大限の皮肉ではないだろうか。

村上龍はこの本をどこまで本気で書いたのだろうか。他の村上龍作品を読んだ私が変に深読みすると、

この本を書いているがこの本はくだらない読み物だぞ?お前は気づいているか?

と言われているようにも感じる。

 

私は何事もプラスに考える癖がある、くそみたいな人間である。

著名な有名人が言うそれっぽい、言葉を信じないようにね。

 

妄信は危険である。