映画感想 マンディ・フレッチャー監督『パグ・アクチュアリー ダメな私のワンダフル・ライフ』
ロンドンに暮らしている高校教師のサラは、ルックスもスタイルも平凡だった。ある日、彼女の祖母が亡くなり、飼っていたパグ犬のパトリックをサラが相続することになった。彼女はこれまで動物を飼ったことがなく、パトリックに振り回されヘトヘトになるが、やがてパトリックが恋のチャンスを招き寄せる。
パグのパトリックがめちゃくちゃかわいい。
作品中の音楽も素敵で、この映画の魅力を引き上げていること間違いなし。
でてくるキャラクター達もなんだか憎めないキャラばかり。
祖母の犬だったパトリックを引き取ってから、サラの生活が少しずつ変わっていく。
大きな変化としては、二人の男性との出会い。
パトリック自体はサラのためを思って行動しているわけではなく、いい意味で犬らしく振舞っていることが結果的に人との出会いを誘発させている。
そこで出会った人たちと仲良くなるのはあくまでもサラのキャラクターが素敵だからだ。
ワンちゃんがしゃべる系の映画ではないので、非現実感もあまりない。
犬好きの人が見たら、飼っている犬にすぐ会いたくなるだろうし、もはや感動してしまうかもしれない。
私は犬を飼った経験がないので、泣くほど感動したわけではないが一緒に観た彼女は泣きそうになるほど感動したらしい。
もちろん彼女は犬を飼っている。
仕事で嫌なことがあった時に観ると、くすっと笑えて明るい気持ちになれると思う。
そんなときにお勧めしたい。
犬を飼いたくなったなー。